シンガポールの現地採用で働き始めて現在9年目のお金の話大好きしげとらです。
当然ですが駐在員の方たちと比べたら給料はしょぼいもんです。
家賃も自腹ですし、コンドミニアムになんて住めるほどお金に余裕はないのでHDBの1室を借りて生活します。
他の方とのシェアで家に住んでいるので、プライベートは小さな部屋の中のみで
部屋から出たらプライベートはありません。
冷蔵庫も洗濯機もシェアして使います。
私自身は他の人と住むのにあまり抵抗がないので大丈夫なんですが、
ストレスに感じる人もいますよね。
現地採用の人達はHDBの1室を借りて住んでいるのは珍しくないと思います。
私がシンガポールに来た時は日本の銀行に50万円くらいあったくらいです。
それから4,5年くらいは仕事終わりに飲みに行ったり、休みの日もどこかしら出かけてはお酒を飲
み、全然お金は貯まりませんでした。
やばいですね。
それから将来について真剣に考えるようになり、お金の使い方が変わりました。
お酒は今でも好きですが、飲む量と回数はかなり減って、以前の5分の1程度になったと思います。
そして酔っぱらう回数も減りました。
私も以前はよく酔っぱらっていたので分かりますが、酔っぱらうと気が大きくなって気持ちいいんですよね。
分かります!
でも大体次の日に後悔するんですよ。この繰り返しです。
人間なかなか学ばないものですね。
分かっていてもこの事に関して以前はあまり深く考えませんでした。
それが良くなかったのかもしれません。
感覚的に後悔する。ただそれだけ。そしてまた同じ事を繰り返す。
お酒の量と回数が減ったきっかけはその後悔について、よく考えてみた時です。
これは人それぞれ違いますが、私にとってお酒を飲んで得をすることはストレス解消、飲み屋での新しい出会い、おいしいお酒や料理を楽しめるといったところでしょうか。
ただこれは以前の考えです。今思えばお酒を飲みに行く口実のようなものです。
このことに真剣に考えてみると、当時の仕事はさほど大変ではなく、疲れもしないしそこまでストレスはありませんでした。
ですので、当時の私にとってストレス解消の為にお酒を飲む必要はないということです。
そして、飲み屋での新しい出会いですが、確かに飲みの席でお互いがお酒を飲んでるせいもあってか、連絡先を交換したり友達が増えたりすることもあります。
しかし、この事もよく考えてみると、連絡先を交換するくらいの出会いがあるのは10回飲みに行って1回くらいです。しかもその後も長く連絡を取り合う人はさらに少ないのでこれを飲みに行って得することにはできないですよね。
さらに、おいしいお酒や料理を楽しめるということについてですが、確かに楽しめます。
ただ、酔っぱらった時に飲んだお酒や料理の味は皆さんしっかり覚えていますか?
大体最初の1,2杯だけ、料理もお酒が進んでくるとあまり味を覚えていないんではないでしょうか。
酔っぱらってはそのお酒や料理の魅力は下がってしまいます。
このように本当に得かどうかを考えると意外とメリットは少ないことに気づきます。
それに比べて損をすることはどうでしょうか。
シンガポールの場合は特にそうですが、お酒は高いです。出費が大きくなります。
酔っぱらった場合は記憶も曖昧になり、その時過ごした時間が無駄になり、疲れもたまります。
飲みすぎは健康にも良くありません。
お金、時間、健康にとって良くないですよね。
この3つは多くの人にとって大切な物です。
私はこの考え方にたどり着いてから、お酒の量を減らし、本当に自分にとって必要な物について考えるようになりました。
そうすると私にとって必要な物はものすごく少ないことが分かりました。
それから無駄なことにお金を使わなくなるようになりました。
今では妻との共同口座に毎月給料の10%入れて、永住権を持っているのでCPFも自動で引かれます。
それでも余裕で貯金も出来ています。
毎月の自分自身で使う家賃以外のお金は約500ドルです。
4,5年前まではシンガポールの銀行に約1万ドルの預金額でしたが、
自分でもびっくりしています。
特に我慢していることもないので、意外と簡単にお金は貯まるんだなと思っています。
これからも損得勘定で、本当に自分にとって必要なものを見極めてお金を使っていきます。
そして目指すはシンガポールでの早期リタイア!
震災により実家を失い、そこからスタートしたシンガポール生活も13年目に突入。現在36歳、現地採用で飲食業。拘束時間1日14時間の週6勤務。それでもシンガポール生活は満喫しています。シンガポール人の妻にも恵まれ、永住権も取得しました。長期の積み立て投資で、配当金だけで生活するのが夢です。税金がかからないシンガポールをフルに活用します。永住権取得により副業が可能になったので、プログラミングにも挑戦中。
最近シンガポールで家を買ったので日本に帰る気はありません。
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